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日々のことを徒然と。あと、絵や二次小説も掲載しています。主にリリカルなのは中心です。
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まつろわぬ日々(リリカルなのは・クロノ憑依)

2-8




 左右にそびえる岩壁の得も言われぬ圧迫感に若干気押されながらも、俺は慎重に北へと向かっていた。歩きながらも前後上下の安全を確認し、同時にPDAもどきの反応も見ている。わりとゆっくり進んでいるので、まだあの広場からは50メートル離れたかどうかといったところだ。

 この任務は調査任務だ。だからこそ、些細なきっかけも見逃すわけにはいかない。PDAの電子的反応以外にも目視での物理的発見も重要なのだ。それらを見逃さないようにしながらも警戒もしなければならない。ただの調査任務であるはずなのに、精神的な疲労は結構くるものがある。やはりどんな仕事であっても楽な仕事っていうのはないんだと実感する。

 前、後ろ、右、左、上、下、PDA、と注意をそれぞれに向けながら歩き続けること二十分。広場からおおよそ七十メートル離れたところで、PDAとともに渡されていた通信機がピピッと音を鳴らした。

 気を張っていた俺は突然の電子音にドキッとしつつ、急いで通信機を取り出して受信ボタンを押した。

「はい。こちらハラオウンです」

『班長のディーノだ。どうだ、何か見つかったか?』

「いえ、今のところは何も変化はないですね」

『そっちもか。うーん……広場の方にも変化はないみたいなんだよなぁ。魔力は多少溜まってるぐらいで、それ以外は普通なんだよ』

 魔力が溜まってる? それは普通なのか、どうなのか俺にはちょっと分からない。疑問をそのまま班長に聞いてみる。

『普通はないぞ? ただ、稀に溜まりやすいポイントっていうのはあるんだよ。今回がそれ。別に自然にあり得るレベルだから、異常じゃない』

「なるほど」

 一種の特異点みたいなものだろうか。ディーノ班長の説明を聞いて、俺はそう思った。

『まあ、そんなわけで。今のところ誰もこれといった手掛かりは見つけていない。このまま惰性で続けても仕方がないし……一端広場に集合だ。そこでお互いに意見を出し合って、調査方法に幅を持たせよう』

 三人寄れば文殊の知恵、ということのようだ。確かにこのままやっていても何か得られるとは思えない。

 俺は班長の言葉に了解と返すと、Uターンして広場に戻る。来た時よりもずっと早く広場に辿り着くことが出来たのを感じて、結構念入りに歩いていたみたいだと実感する俺だった。
















 

 さて、広場に集まった俺たち調査課一班だが…………ぶっちゃけこれといった案は出ていなかった。

「魔力の波よりも、土地自体の地質はどうなの?」

「地質には何も変化ありません。堆積している層も揺らぎすら無いですよ。魔力素が原因らしいということまでは突き止めたんですけどね……」

「肝心の“そうなった理由”に見当もつかない、と」

 最後に呟くように口にした班長の言葉に、報告をした班員はこくりと頷く。それを確認して班長はため息をついていた。

「いっそ散らばって調査するのはどうでしょうか?」

「散るのは論外だ。元が何なのか分からん以上、下手を打つ可能性がある。特に、今日はこいつらがいるんだぞ」

 班長は隣にいたランドの頭をばすばすと上からたたく。そのたびに、痛い痛い、と声を上げるランドはどことなく哀れだった。

 しかし、実際に具体的な調査方法は何もない。自然魔力の暴走……というのなら理由は“自然発生”で済むのだが、それにしては魔力はこの周辺から流れ出ることはなく留まっているので、これは違う。となると、この場所に何らかの理由があるはずなのだが、それが皆目見当もついていない。

 唯一、地下に行く方が魔力の値が濃くなっていくことから、地下に何かあるのかもしれないと考えることもできる。しかし、基本的に魔力は物質と結合すると下へ下へと向かう性質があるので、土と混じった魔力が地下に溜まるのはおかしいことではない。よって、これも断言はできない。

 ちなみに物質と結合した魔力が下へ向かう性質については、恐らく星のコアに向かっているのではないかと言われている。ある学者が言うには、「魔力は星が生まれる際に生まれ、撒き散らされるものであり、それらは元の場所に戻ろうとする特徴がある」らしい。いま宇宙や空中にある魔力はすなわち、数多くの星から生まれたものであり。そして基となった最初の魔力はビッグバンで生まれたという説だ。戻ろうとする特徴は言いかえれば指向性だといえる。ゆえに魔力は指向性に手を加えれば操りやすい性質があり、我々は魔力そのものを行使しているのではなく手を加えているだけだ云々、とか。

 ある意味すごい説だが、これが事実かは疑わしい。それに、本人は既に引退しているらしいし。俺は偶然その記述がある学術書を読んだから知っているだけで信じているわけでもない。本当だったら面白いとは思うけどね。確か、“J.S.”ってイニシャルだったかな。きっとすごい天才かすごい夢見がちな馬鹿に違いない。……間違っても無限の欲望をもつ男ではないと思いたいな。

 おっとっと、話が大幅にずれてしまった。つまるところ、打つ手なしということだ。可能性のある地下の件だって今の装備では探索は出来ないし、それなら他の可能性を探る方がよっぽど現実的だ。魔力の性質がある以上、地下の魔力はその性質ゆえだともいえるのだから。

 あーだ、こーだ、と俺たちが意見を出し合っていると、班長は何か諦めたような顔をする。そして、手を叩いて自分に意識を向けさせると、重たそうに口を開いた。

「……あー、っとだな。とりあえず、歩こう。一度全員で動いて場所を変えて再度調査だ。それぐらいしか思いつかん」

 やれやれ、と言いたそうに肩をすくめる班長に、俺たちはそれしかないかと渋々ながらも頷く。

 実際、いまここでできることは限られすぎている。それなら、もう少し場所を移して違う範囲に調査領域を移すしかない。そこで何もなければまた次、そしてまた次、というように。地道な作業だが、それが確実だとも言える。

「よし! そうと決まれば早速移動だ。機材は片づけつつあったな? すぐに片付けて行くぞ。俺たちも手伝う」

 言うが早いか、班長は率先して散らばっていた機材に手をつけ始める。それを見て動き出す皆。俺とランドは一歩遅れて皆を手伝いだす。

 ごそごそと俺はランドと二人で荷物の整理を始める。と、ころり、と俺の足元に何かが転がってきた。訝しみながら、俺は反射的にそちらに目を向けていた。

「なんだ?」

 それは、先がとがっている螺旋状の物体だった。銀色をしていて、太陽の光を受けてキラリと光るさまは実に美しい。

 うん、どこからどう見てもドリルです。本当にありがとうございました。

 なぜこんなものがここに。ていうか、なんでドリル。などなど疑問は尽きないが、放っておくわけにもいかないので、俺は仕方なくそれを拾い上げた。しげしげと見つめてみるが、やはりドリルだ。拳大ぐらいのドリル。もう一度言うが問答無用にドリルだ。これを使えば天でも突けるというのだろうか。

 ……すごく……やってみたいです。

「お、それ俺のだ」

「班長の?」

 俺の手の中のそれを見つけた班長が何でもないように、そうだよ、と頷く。おま、なんでドリルなんか。

 そんな俺の疑問を感じ取ったのか、班長は急に影を背負うと、妙にダンディな空気を演出しながらふっと笑った。

「俺のデバイスの改造機具の一つ。ドリルって……男の浪漫だろ?」

 にやり、とこっちを見て言う班長は実に素敵だった。もちろん、俺の返す言葉は決まっている。

「すげえよ班長! アンタのドリルは天を突くドリルに違いないよ!」

 やはりどこの世界に行ってもドリルは男にとっては浪漫なのだ。俺のこれ以上はないだろう褒め言葉に、ふっふっふ、そうだろうそうだろう。と満足げな班長。まさか質量兵器ダメ絶対なこの世界にドリルが存在するなんて。ああ、男の純粋な思いは世界も超えるということなのか。無駄に感動する俺である。

 さて、そんな大切なものをいつまでも俺が持っていていいわけがない。このドリルは早速お返ししよう。そしてきっとこのドリルでこの宇宙を救ってもらうんだ。そう思って腕を動かした矢先、タイミング悪く隣のランドが動き、その無駄にデカい尻が俺の腕にクリティカルヒットしてしまう。

「あ」

 俺の間抜けな声と同時に、ぶつかった衝撃で手の中にあったドリルは、地面との接触時に重厚な金属音を奏でながら、ごいんごいんと岩壁のほうへと転がって行ってしまった。

「あ、ご、ごめん!」

「班長、すみません」

 しでかした事態に気がついたランドと、手を放してしまった俺がすぐに謝ると、班長は苦笑いを浮かべていた。

「あー、いいっていいって。どうせあんまり使う機会がない奴だしアレ」

 ひらひらと手を振って気にするなと言う班長。魂と言っても過言ではないドリルを無碍にしてしまったというのに……男らしい人だ、班長。

 ひとまず頭をさげ、俺は転がっていったドリルの回収に向かう。やはりここは俺が拾いに行くのが筋だろう。なにせランドのあれは不可抗力だ。俺が力を抜いたのが悪かったんだから。

 そうして岩壁の傍まで行ったところで、どこかから小さな音が聞こえた。どうも聞きなれない音だったので、俺は思わず耳を澄ます。

 すると、それがどうやら岩が出す音だということがわかった。ぴし、ぴし、と岩と岩がぶつかり合っているような、削り合っているような音が聞こえてくる。

 音源はどこだ――?

 注意深く周囲を見渡していると、そんな俺を不思議に思ったのか、あるいは自分にも責任の一端があると思っているのかランドが寄ってきた。ふくよかな身体を揺らして。

「ど、どうしたのクロノ君?」

「いや……」

 気のせい、ではないと思うのだが。確信の持てない俺は曖昧な返事をランドに返す。そしてランドが俺の隣に立ち、いまだ足元に転がっていたドリルを手に取る。

 そう、事件が起きたのはその時だった。

「あ」

「へ」

 ぴしっ。

 ランドが手に取ったドリルが、何かがぐらつくような揺れによって再び落とされる。しかも、なぜか地面に突き刺さった。しかも、なぜか轟音とともに地面がなくなった。しかも、重力に従って俺たちの身体は――下に落ちていた。どうやら、突き刺さっちゃったのがトドメになったらしい。

 あのドリルはどうやら、天ではなく地を突くドリルだったらしい。それじゃあラガンは逆戻りだよアニキ。

「は、はいいぃ――――ッ!?」

「う、うわわわぁあぁああ――ッ!」

 どこかの舞ヒメのような叫び声を上げる俺と、涙目になって盛大に絶叫するランド。予期せぬ事態に俺たちの名前を呼ぶ班長達が一瞬で視界から消え去る。そして崩れおちる瓦礫と共に下に落ちて行く俺たち。

 このままでは、落下中の瓦礫が当たって危険すぎる。俺は即座にシールドを張り、同時にハイアームーブの円盤を作り出すと、自身とランドにそれらをかけた。

 だが、突然の事態に混乱して我を忘れていたランドは錯乱気味で、俺が施した魔法にも気がつかずに手足を振って暴れていた。

「おい、ランド! 落ち着け、もう飛べる! シールドがあるから岩も当たらない。落ち着け!」

 二次崩落を起こさない程度の声で怒鳴って、俺は何とかランドに俺がかけた魔法を理解させようとする。ランドは涙まじりに「え?」と俺の言葉に返事を返した。

 そしてすぐに俺の魔法によって身体が空中で支えられ、守られていることを悟ると、俺に謝ってきて即座に自分で飛行魔法を行使し始める。突発的なことには弱いみたいだが、一度我を取り戻せば判断力は悪くないようだ。だからこそ士官学校生としてここに来れているんだろうが。

 そして俺たちは怪我もなくゆっくりと下へと向かっていき、俺たちが使っている魔法の光で照らされている地面に降り立った。

「ふぅ……」

「こ、怖かった……」

 何とかなったが危なかった。そう思いつつも何ともないことで落ち着くことができた俺と、変わらずびくびくしているランド。俺だって正直に言えば騒ぎたい気分ではあったのだが、これだけ怯えている奴が隣にいると、嫌でも落ち着いてしまう。俺はため息をひとつついて、上を見上げた。

「……ふさがってる。岩がどこかに引っかかったのか……?」

 見上げる先にはごつごつとした暗い天井。どうやら、俺たちが落ちてきた穴より大きな岩が穴に引っ掛かったらしい。もしくは、土砂が重なり合って塞がったか。どっちにせよ、それらの要因によって出入り口が封鎖された事態に変わりはない。

「そ、そんな……」

 そしてあからさまに気落ちしているランド少年。絶望的な表情でメガネをずらしている彼は、傍目にも気の毒に見えた。

 とはいっても、俺だってこんな事態は想定していなかった。本来ならもっと叫び回るところなのだが、ここは俺が冷静にならなければならない。精神的には俺が年長者であるし、ランドはやはり技術分野が本業だ。いくら士官学校生といっても、戦闘や現地任務はどちらかというと専門外なのだ。ここは、俺が落ち着いて行動しなければいけない。

 俺はまず魔力スフィアを形成して明かり代わりとする。周囲を見渡せば、岩が崩れている中で一瞬光る物が。近づいてみると、それは俺たちと一緒に落っこちてきたドリルだった。それを見て俺は思わず苦笑いが浮かんだ。わりと切迫した状況に置いて、手のうちにあるのがドリルとはなんの冗談だろう。俺は捨てて行くわけにもいかないのでそれを装備の中の鞄に入れた。

 そしてもう一度上を見上げる。ここまで落ちてきた体感時間からすると、おおよそ穴の長さは三十メートルぐらい。かなりの深さだ。もし魔法がなかったら間違いなく死んでいた。そう思うとぞっとしないものがある。

 とはいっても、崩れてきた岩やら土砂やらですでに穴は埋まり、見上げればすぐに天井となる。三メートルほどの高さにある天井は、硬い岩盤であるようだし、真上に出るのはちと難しいかもしれない。

 そう判断して俺は今度は左右に視線を巡らせる。すると、視界の端に横穴が写り込んだ。スフィアをそっちに向けてみると、そこも同じような天井の高さで、本当にわずかな勾配で下に向かっている穴があるのがわかった。どうやらこれは道のようだ。なにせ、目を凝らせば平らな石畳がうっすらと土から顔を出している。

 つまり、この空洞はずいぶんと昔から存在していたということになる。今回、俺たちが上であっちへ行ったりこっちへ行ったり、重たい機材を置きまわったり。そんな感じに騒いだことで一気に地面が陥没したのかもしれない。まあ、トドメはドリルだったんだろうけど。

 俺はとりあえず先へ進むことができる道を確認したところで、一度手渡されたままだったPDAを見る。……見事に壊れていた。これ、弁償なんだろうか。そう考えると非常に鬱になる。

 次に念話。……これも作用しない。ためしにランドに繋げてみる。ランドがびっくりした様子でこっちを見た。どうやらランドには繋がるらしい。ということは、ここに外部との連絡を阻害する何かがあるのか、あるいは単純に距離が足りないのか。他にも班長達が出れない状況にあるとか、色々と理由は考えられるが、結局は繋がらないということだ。まあ、繋がってもこれだけの岩や土砂をどけられるとも思わないけど。下手したら二次災害だし。

 はぁ、とため息をつくと、念話を繋げたついでにランドを呼び寄せる。そして念話などが繋がらないことを伝え、その道を見せた。

 そして、どうするのかと問いかける。下に行くということはさらに地下に潜るということ。地上を目指すわけじゃない。だが、このままここにいるのは再び崩落が起こるかもしれない以上なお危険だ。さらには外と連絡も取れないというこの状況。留まるよりは移動するほうがいいだろう。

 かといって、この道が地上に続いているかはわからない。それでも、道である以上はいずれ地上に出られるとは思うのだが……。

 といったことを聞かせると、ランドは顔を伏せて考えるそぶりを見せる。そして、わずかの後に顔をあげると、やはり心細そうな表情で口を開いた。

「……い、行ってみようよ。僕も、このままここにいるのは危ないと思う……」

 どうやら俺の考えに賛成のようだ。

 確かにいつ再び崩れるかもわからない所に留まるのは上手くないだろう。それならまだ地上へ出るための努力をしたほうが建設的だ。俺はランドの言葉にうなずくと、肩を軽くポンと叩いてやった。

「それじゃ、行こうぜ」

「う、うん」

 スフィアの明かりを頼りに俺が前。そしてランドもスフィアを出して、後ろを警戒しながらつかず離れずついてくる。

 俺たちが落ちた洞窟の中は高さ三メートル、横幅三メートル弱という歩く分には問題ない広さだった。おかげで俺たちは苦もなくなんとか歩いて行けている。下や壁はごつごつしているが、これは仕方がないだろう。

 しかしよくよく見ていると、この洞窟は人が通るのが前提であるのは明らかだった。どう考えても、ここはかつて人が住んでいた場所としか思えないのだ。

 明かり一つない暗いところではあるが、足元には微かに見える石畳。壁も石で覆われてはいるが、でこぼこというよりは一定の平たさがある。もとは平らな壁があったことを想像させるには十分だ。

 では何のためにこんな場所に人が住んでいたのか。それはわからない。あるいはかつてこの場所は地上だったのかもしれない。まあ、真実を判断するには材料が足りないのでどうとも言えないのだが。

 いずれにせよ、ここに人がいたというのは間違いない。そして人がいたということは、ここには何かあると考えておくのがいいだろう。いま人がいないということは、逃げ出すような何かがあるのか。はたまた死に絶えるような何かがあるのか。もしくは、何かを隠すために地下に置き去りにしたのか。

 どれだろうと、今回の地震騒動の原因はこの場所にあるんじゃないかと俺は考えるようになっていた。だからこそ、否応なく緊張も高まる。どうも、いいことが待っているような感じではないからだ。

「………………」

「………………」

 俺たちは無言で歩く。最初こそ軽く言葉を交わしていたが、ここまで同じ景色が続くと元気もなくなって来る。それに、同じ景色で何の変化もないという状況は精神的にも堪えるものがある。口を開けば溜息とか恨み言しか出て来なさそうだったので、俺は口をつぐんでいた。たぶん、ランドも同じような理由だろう。

 俺たちはただそうして歩き続けた。






















※ドリル、天を突く、ラガンなど
もちろん「天元突破グレンラガン」。お前のドリルは天を突くドリルだろうが! とは有名なセリフ。兄貴ことカミナが有名。三大兄貴の一人である。
※すごく……やってみたいです。
「くそみそテクニック」より。阿部さんのモノは「すごく……大きいです……」。
※「は、はいいぃ――――ッ!?」、舞ヒメ
「舞HiME」より鴇羽舞衣の口癖。想定外の事態に直面した際によく口にする。




あとがき

 とりあえず、今回は長くなりそうだったので少し短いですがうpです。
 クロノ落っこちる、の巻。ランド少年も一緒に落っこちてます。
 さてさて、次回ついにあの人が登場します。「時系列的におかしいよ!」などの突っ込みなどは一切受け付けるつもりはないのであしからず。一応、時系列で明らかにされていない部分にあたるので、問題はないと思うんですが。ひょっとしたらこの時点でいる可能性も否定はできないので。
 そんな内容ですが、待て、次回!

 

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Comment
まつろわぬ日々(クロノ憑依) 2-8
時系列的におかしいよ それは!(ぇw

通りすがりの暇な人 2008/07/31(Thu)21:55:44 編集
感想
ドリル登場~これはこのドリルをクロノが譲り受けて今後使っていく布石ですか?シャッハとの模擬戦で使った切り札にドリルを組み合わせたら物凄い威力でしょうね。

地中深くに落ちてしまったクロノとランドが次回誰と出会うのか楽しみにしています。
2008/08/01(Fri)00:54:15 編集
無題
クロノ×なのは?
SaD 2008/08/01(Fri)01:17:46 編集
予想
今回ちらりと出てきた論文のJ.S氏が次回登場しそう。
後、このクロノだったら原作のなのはの大怪我はなくなりそう。
黒百合 2008/08/01(Fri)01:58:29 編集
無題
個人的には、地下に潜る前に念話でも繋ぐかPDAもどきを返してなければ
通信を試みるべきかと思うんですが。
と、突っ込んでみる。

まぁそういっていたらお話にはならないけど(w
hana 2008/08/01(Fri)03:18:49 編集
これ
聖王の揺りかごktkr(違
あい 2008/08/01(Fri)08:33:46 編集
RES
>通りすがりの暇な人
まだ何も出てきてないっすよー

>俊さん
ドリルは男のロマンですよ!
ドリルがこれから使われるのかどうかもどうかお楽しみにw
次回、あの人登場。お待ちください~^^

>SaDさん
それはどうでしょうかw
今のところは秘密ですよー。まあ、その時になったらすぐにわかると思いますけど。

>黒百合さん
J.Sさん、ついつい持ってきちゃいました。
いやぁ、やっぱりああいうことを言うのは彼しかいないでしょ、ということでw
なのはの怪我はクロノのこれからの活躍次第ですね。……ってか、これStrikeSまで続くのか……?^^;

>hanaさん
指摘されたので、そのシーンを追加です!
ちなみにあの渡されたPDAはあくまでPDAもどきであって、通信機能はありません。単純に調査機械です。
なぜ念話が繋がらないのか。それは場所的な問題です。なぜならいまクロノたちがいるのは特別な場所。中での魔法使用は魔法文明である以上可能ですが、外との魔法的やり取りは一切繋がりません。なぜなら、この場所はそれだけの防備を敷く必要があったからです。
……まぁ、これだけ言っちゃえばこの場所がどこなのかはモロバレですね。

>あいさん
あはー☆
雪乃こう 2008/08/01(Fri)17:48:09 編集
マブラヴ
サイトのほうのマブラヴSS読ませていただきました
オルフェをプレイしている時はできれば武にはオルタの世界を覚えていて欲しかったなあなどと考えていたので非常に面白かったです
続きに期待しています
MAGER 2008/08/03(Sun)02:11:14 編集
RES
>MAGERさん
誰でも一度は考えますよね、「武がオルタの記憶を持っていたら」。
私の場合はそこに「だとしたら武の相手は純夏(&霞)しか」というのがつくわけですが。
武ってハーレム作るのたやすいんですが、ハーレムって嫌いなんですよね私…。それゆえ、あのような感じになりました^^
続きを上げたら、ぜひまた感想お願いします。
雪乃こう 2008/08/04(Mon)18:09:18 編集
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